魚介類の料理に合う紅茶は?寿司やエビフライと紅茶の組み合わせを紹介
他のページで肉料理に合う紅茶を紹介していますが、食事の上でメインになる料理には、魚介類の料理もあります。魚介類の料理には、どんな紅茶が合うのでしょうか?
魚介類を使った料理の中には、日本がほこる食文化、寿司もあります。寿司類にも、実は紅茶が合うので、ぜひ試してみてほしいです。
イカ・タコ・エビも魚介類に含まれますが、これにも合う紅茶があります。料理法によって合う紅茶は少し異なってきます。
食べ物や飲み物との組み合わせをフードペアリングといいます。ここでは、
・寿司・刺し身
・焼き魚
・イカ・タコ・エビ
・スモークサーモン
に合う紅茶を紹介します。
寿司・刺し身:
ダージリンファーストフラッシュストレート、ヌワラエリヤストレート
ダージリンファーストフラッシュは、花や果実を思わせる繊細な香りと、緑茶に似た爽やかさを持つ紅茶です。
繊細な和菓子に合わせられることが多い紅茶ですが、緑茶と合わせられることの多い料理と合わせるのもおすすめです。爽快な渋みが口の中をリセットしてくれます。
ヌワラエリヤは青々しさや花を思わせる香りと、緑茶に通じる渋みを持つ紅茶です。
ヌワラエリヤの渋みも爽やかで、刺し身にも寿司にも合いますが、生魚をつかっていない寿司(助六寿司など)に合わせるのもおいしいです。
カルパッチョにも生魚を使いますが、これには、カルパッチョに使われる野菜やハーブ、オリーブの風味が生きやすいヌワラエリヤがおすすめです。
焼き魚:
キームンストレート、ダージリンファーストフラッシュストレート
キームンは独特のスモーキーさをもち、上質なものは蘭を思わせる香りがする、うまみたっぷりの紅茶です。
うまみが強いので、塩味の食べ物全般に合うのですが、特にスモーキーさが焼き魚の香ばしさに合います。
また、キームンは、醤油を使った魚の照り焼きや煮魚にも風味が合うのでおすすめです。醤油の香ばしさがキームンの燻製香にマッチします。
ダージリンファーストフラッシュは、先ほど紹介したとおりの紅茶ですが、塩焼きの魚にもなかなか合います。
イカ・タコ・エビ:
ジャワストレート、ディンブラストレート
ジャワは、苦味が少なく、キレがよくて癖のない紅茶です。基本的に、焼いたりゆでたりしたイカ・タコ・エビに合います。
もちろん揚げ物にも合いますが、エビフライやイカフライには、ジャワのレモンティー(無糖)やアイスティーをぜひ合わせてみてほしいです。タルタルソースなどのこってりした味わいをさっぱりさせてくれます。
ディンブラは、香り・渋み・コクのバランスが取れた、いかにも紅茶らしい紅茶です。少し薄めにいれると、イカ・タコ・エビを使った料理に合いやすくなります。
エビフライやイカフライ、タコの唐揚げにもディンブラのレモンティー(無糖)やアイスティーがさっぱりしておいしいです。
スモークサーモン:
ダージリンセカンドフラッシュ、ダージリンファーストフラッシュ、ディンブラストレート
ダージリンセカンドフラッシュは、香り高く、上質なものはマスカテルフレーバー(マスカットに似た香り)のする渋みが心地よい紅茶です。
スモークサーモンは香りが強い食材なので、同じく香りが強いダージリンに負けません。また、スモークサーモンの油っこさを、ダージリンの爽やかな渋みが流してリセットしてくれる効果もあります。
ダージリンファーストフラッシュは先程紹介したとおりの紅茶ですが、スモークサーモンの味わいにもやさしく合います。
ディンブラも先程紹介した通りの紅茶です。これも渋みとコクが程よく、サーモンの油をちょうどよくリセットして次のサーモンのひと切れをおいしくしてくれます。レモンティー(無糖)を合わせるのもおすすめです。
まとめ
魚介類に合う紅茶をいろいろと紹介しました。寿司などを食べる時に思い浮かべてくださると嬉しいです。
料理とは少し違うのですが、おつまみの骨せんべいや、甘辛いアーモンドフィッシュとキームンストレートの組み合わせもなかなかおいしいです。手元にありましたらおすすめいたします。
ご紹介した主な紅茶
ヌワラエリヤ、ダージリンファーストフラッシュ、キームン、ジャワ、ディンブラ、ダージリンセカンドフラッシュ