スパイスたっぷりの料理に合う紅茶は?各種類のカレーごとに紹介

カレーの本場インドでは、チャイとして日常的に紅茶が飲まれています。カレーのようなスパイスがたっぷり使われた料理にも、紅茶はとてもよく合います。

 

辛さを和らげるためにミルクティーを合わせるのも、口の中をさっぱりさせるためにストレートのアイスティーを合わせるのもとてもおすすめです。

 

食べ物や飲み物の組み合わせをフードペアリングと言います。ここでは

 

・カレー全般

・日本のカレー

・インドカレー

・タイカレー

・スパイスカレー

 

それぞれに合う紅茶を紹介します。

 

カレー全般:アッサム(ミルクティー、ロイヤルミルクティー)

アッサムは、麦芽やさつまいもを思わせる甘い香りと、ふくよかな味わいを持つ紅茶です。ミルクティーやロイヤルミルクティーにぴったりで、カレーのスパイシーさもどっしり受け止めてくれるコクがあります。

 

ロイヤルミルクティーは、紅茶の茶葉を煮込んでたっぷりミルクを加え、更に加熱して作ったもので、英語に準じるとシチュードティーと言う呼び名になります。インド風に言うとチャイです(よく勘違いされがちなのですが、スパイスを加えないと現地では単にチャイと呼び、スパイスを加えて煮出して作るミルクティーは正式にはマサラチャイと呼ばれます)。

 

ミルクティーもロイヤルミルクティーも、乳脂肪分が高い牛乳を使うか、植物性の生クリームをほんの少したらすと見違える味になります。

 

紅茶を甘くしない派の人でも、ほんの隠し味程度に砂糖を加えると紅茶とミルクのコクが引き立ちます。

 

日本のカレー:ジャワストレート

ジャワは癖がなくて飲みやすく、味わいのキレがいい紅茶です。市販のルーを使って作る日本のカレーに合わせてごくごく飲むのに丁度いい風味です。

 

夏の暑い日にカレーを食べてたくさん汗をかいたところで、アイスジャワティーを思い切り飲み干すのはたまりません。

 

インドカレー:マサラチャイ(アッサムやマサラチャイ用のブレンドを使った物)

マサラチャイは、シナモン・カルダモン・ジンジャー・クローブなどのスパイスを紅茶の茶葉と一緒に煮込んでから、たっぷりのミルクを加えて作る紅茶です。

 

インドカレーの濃厚でスパイシーな風味に、シナモンやカルダモンが効いた甘いマサラチャイの組み合わせは黄金です。

 

マサラチャイも、乳脂肪分が高い牛乳を使うか、植物性の生クリームをほんの少し垂らすとすばらしい味わいになるのでぜひお試しください。

 

タイカレー:ヌワラエリヤ(ストレート、レモンティー)

ヌワラエリヤは、青々しい風味や花を思わせる香りと緑茶に似た渋みを持つ紅茶で、爽やかな飲み口です。

 

タイカレーにはレモングラスやこぶみかんの葉がよく使われていて、インドカレーよりもシトラスやハーバルな風味がありますが、ヌワラエリヤはそれらの風味によく合います。

 

基本は無糖のヌワラエリヤ(ストレートもレモンティーも)を合わせることをおすすめしますが、砂糖入りのレモンティーが合うという人もいます。アイスレモンティーにするのもおすすめです。

 

スパイスカレー:ダージリンセカンドフラッシュストレート、ジャワストレート

ダージリンセカンドフラッシュは、香り高く爽やかな渋みを持つ紅茶です。上質なものはマスカテルフレーバー(マスカットに似た香り)があります。

 

これまでの日本のカレーと比べて比較的シンプルながら、香りが鮮烈なスパイスカレーに、ダージリンセカンドフラッシュの香りの強さ、油っこさを流してくれるこころよい渋みが合います。

 

ジャワは先ほど説明した通りの紅茶ですが、爽やかに飲めるため、スパイスカレーの風味を流して次のひとくちを新鮮に味わうのにおすすめです。

 

どちらの紅茶も、アイスティーとして合わせるとひときわおいしいです。

 

その他、スパイスの効いたタンドリーチキンやチキンティッカマサラには、ジャワやディンブラ(香りと味わいのバランスが取れた紅茶らしい紅茶)のアイスティーやアイスレモンティーなどがおすすめです。

 

まとめ

色々なカレーに合う紅茶を紹介しました。

辛味成分は油分に溶け込むので、辛くてしょうがないカレーを食べるときはミルクティーやアイスミルクティーで辛さを和らげつつ辛味成分を流すのをおすすめします。

ストレートティーやレモンティーは、カレーを食べて爽快になりたいときおすすめです。アイスティーを紹介することが多かったですが、熱湯で入れた紅茶を氷でさっと冷やしたあと、氷を取り除いて常温にした紅茶もなかなか合います。