シュークリームに合う紅茶は?バリエーションに合わせて紹介
シュークリームは、今やコンビニなどでも気軽に買える気取らないお菓子です。シュークリームにはどんな紅茶が合うのでしょうか?
シュークリームには、色々なバリエーションがあります。正統派なのはカスタードや生クリームを詰めたものです。チョコレートクリームを詰めたり、生地の上にチョコレートをかけたりしたものもあります。
また、シュークリーム派生のお菓子として、シュー生地を細長く絞り出して焼き、カスタードなどのクリームを挟んでチョコレートをかけたエクレアもあります。
食べ物や飲み物との組み合わせをフードペアリングと言います。ここでは、
・シュークリーム(カスタード、生クリーム)
・シュークリーム(チョコレート風味)
・エクレア
の3つに合う紅茶をそれぞれ紹介します。
シュークリーム(カスタード、生クリーム):
ダージリンセカンドフラッシュストレート、ディンブラミルクティー
ダージリンセカンドフラッシュは華やかな香りと奥行きのある渋みが特徴の紅茶です。特に上質なものはマスカテルフレーバー(マスカットに似た香り)を持ち、紅茶のシャンパンと評されます。
シュークリームはカスタードクリームのみ詰められたものと、カスタードクリームと生クリームが半分ずつ詰められたものがありますが、ダージリンセカンドフラッシュは特にカスタードクリームのみが詰められたシュークリームに合います。まろやかなカスタードクリームで甘くなった舌をダージリンの渋みがすっきりリセットしてくれるのです。
ディンブラはいかにも紅茶らしい少し甘めの香りと、癖のない爽やかな味が特徴の紅茶です。シュー生地の香ばしさにも、クリームの濃厚さにも合う味わいです。
ストレートもミルクティーもおいしい紅茶ですが、クリームなどの乳製品に合わせるなら、ミルクティーにすると相性がよりよくなります。少しの渋みもクリームの甘さを引き立てる効果があります。
シュークリーム(チョコレート風味):
アッサムミルクティー
アッサムは、甘い香りと濃厚な味わいを持つ紅茶です。クリームやチョコレートなど、脂肪分の多いものに合わせるなら、断然ミルクティーがおすすめです。
チョコレートやクリームの甘い香りとアッサムの甘く強い香りがマッチします。コクがある紅茶なので、クリームの濃厚さとの相性もバッチリです。
エクレア:
アッサムミルクティー、ウバミルクティー
アッサムミルクティーは、クリームにもチョコレートにも合うので、エクレアにもおすすめです。
また、生地の上にかかっているチョコレートがビターで風味の強いものだったら、ウバミルクティーを合わせても面白いかもしれません。 ウバは適度な渋みとメンソール香(ミントに似た香り)が特徴の、強めの味わいの紅茶です。風味の強さがチョコレートのどっしりした味わいによくマッチします。
エクレアはチョコレートとクリーム(多くはカスタード)の両方の要素を持っていますが、クリームの要素が強いエクレアならアッサム、チョコレートの要素が強いエクレアならウバがおすすめです。
その他、チョコレートの風味が強い(チョコレートクリームにチョコレートがけなど)シュークリームなら、やはりウバミルクティーを合わせてみてもいいかもしれません。
シュークリームには、いちごなどフルーツをふんだんに使っているものもありますが、そういう物には果物と相性がいいニルギリ(ストレートもミルクティーも)もおすすめです。
また、抹茶など変わった香りのするクリームを詰めたシュークリームなら、コクがありクリームの味に合うものの、アッサムより香りが控えめでクリームの香りを邪魔しないルフナやケニア(どちらもミルクティー)をおすすめします。
まとめ
シュークリームやエクレアに合う紅茶を紹介しました。
シュークリームは中に詰めたクリームの種類で印象が変わるお菓子です。シュークリームの印象を考えた紅茶を選ぶことで、よいフードペアリングが期待できます。
シュークリームを食べるときは参考にしていただけると嬉しいです。
ご紹介した主な紅茶
紅茶とのペアリング一覧
⇒ペアリング/スイーツ・お菓子に合う紅茶
⇒ペアリング/パンに合う紅茶
⇒ペアリング/料理に合う紅茶