クロワッサンに合う紅茶は?お互いを楽しむ組み合わせ
クロワッサンはフランスの朝食に欠かせないパンです。日本ではおやつに食べられることも多いですね。フランスではカフェオレと合わせられるクロワッサンですが、紅茶との相性もよいパンです。ここでは、クロワッサンに合う紅茶を紹介します。
バターの風味を楽しみたい時:
アッサム、ルフナ、ケニア(いずれもミルクティー)
ミルクティーの味わいはバターの風味を広げます。クロワッサンのバターの風味を引き出したいなら、ミルクティーをおすすめします。
アッサムはさつまいもや水飴を思わせる甘い香りと、どっしりしたコクを持つ紅茶です。ミルクとの相性も、乳製品全般との相性もいいです。
ルフナは蜂蜜を焦がしてカラメルにしたような甘くスモーキーな風味を持ち、コクもあってミルクとの相性がいい紅茶です。小麦を焼いた香ばしさとも相性がいいです。
ケニアはクッキーのような穏やかな甘い香りと程よいコクを持つ紅茶です。ストレートでもミルクでもおいしい紅茶ですが、ここではミルクティーをおすすめします。
バターの濃厚さをリセットしつつ食べたい時:ダージリンセカンドフラッシュ、ディンブラ(いずれもストレート)
クロワッサンの最初の一口はおいしいけれど、食べ続けると少しくどいかも、という方には、ストレートティーを合わせて、口の中をリセットしつつクロワッサンを食べ進めることをおすすめします。
ダージリンセカンドフラッシュは、上質な茶葉のマスカテルフレーバー(マスカットを思わせる香り)で知られていて、香り高く華やかで心地よい渋みがある紅茶です。ストレートで香りを楽しむのがスタンダードな紅茶ですが、油っこさなどでくどくなった口の中を程よい渋みで洗い流せる紅茶でもあります。クロワッサンには中にカスタードが入ったものもありますが、ダージリンは卵を使った料理とも相性がいいです。
ディンブラは、バラのような香気や木を思わせる香気がある、渋みとコクのバランスが取れた紅茶です。紅茶として使い勝手がよく、いろいろな場面で役立ちます。ミルクティーもおいしい紅茶ですが、ここではストレートでクロワッサンと合わせて、バターの風味の余韻を味わえる紅茶として楽しむことをおすすめします。
まとめ
バターたっぷりのクロワッサンに合う紅茶を紹介しました。クロワッサンをどのように味わいたいかによって、合わせる紅茶も分かれます。今何をどんなふうに味わいたいか、問いかける時間を持つと、人生が豊かになるのではないでしょうか。
ご紹介した主な紅茶
アッサム、ルフナ、ケニア、ダージリンセカンドフラッシュ、ディンブラ