タルザム茶園

タルザム茶園(Turzum)は、名園サングマ茶園と1934年に統合された茶園で、古い中国種の茶葉はサングマ茶園、交配によってつくられたクローナル種の茶葉はタルザム茶園で収穫され、同じ工場(タルザム茶園側)で製造されています。

 

立地

インド・ダージリン、ロンボン渓谷に位置し、平均海抜は1,433m(※1)。タルザムとはチベット語で「毎週、市がたつ場所」という意味です。

 

歴史

1934年、茶工場が地震で破壊されたたサングマ茶園と合併。製造はタルザム茶園側で作業が行われますが、茶葉によって、現在もサングマ茶園とタルザム茶園は区別して出荷されています。有機JAS認定やスイスIMO認定を取得しているオーガニック農園です。

紅茶の特徴

まろやかでフラワリーな香り、果実味のある甘さをもつクローナル種の紅茶を製造します。

 

注釈

※1:紅茶の性質において栽培地の標高は重要な要素であり、一般的に標高が高いほど独特の味や香りが生まれます。ダージリンはインドの紅茶の中でも高い標高で栽培される茶葉として知られています。一方、標高が低くなると、一般的には大味な紅茶になります。


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