ジュンチャバリ茶園

ジュンチャバリ茶園は、ネパール・ダンクタの名園で、日本国内でも人気、知名度が高い茶園です。(ジュンチヤバリと表記する場合もあります)
 

立地

沖縄と同じ北緯27度に存在しながら、標高は1650m~2200m(※1)の、高く涼しい地域に茶園があります。
北に115kmの場所にエベレスト。南25kmの低地は蒸し暑いジャングルが存在し、暖かい空気と冷たい空気がこの地で混ざりあうことで霧に覆われ、お茶に適した環境が生まれています。
 

歴史

ジュンチャバリ茶園は2000年に家族経営で設立された比較的新しい茶園ですが、以来20年で高い地名度を得る茶園になっています。

紅茶の特徴

霧と夜の寒さが、総じて軽やかで香り高い紅茶をつくります。小さな区画に複数の品種が植えられ、複数品種からなる茶葉の組み合わせで紅茶がつくられますが、使用する品種や加工方法により風味の異なる紅茶ができあがります。

ジュンチャバリ茶園の代表的な紅茶にHSP(ヒマラヤンスプリング)やHRHT(ヒマラヤン・ロイヤル・ハンドクラフテッド・ティップス)などがあります。

HSPは春につくられる瑞々しいグリニッシュな紅茶。HRHTは手揉みと変わらない出来になるよう調整された機械により揉捻された香り高い紅茶です。
 

注釈

※1:紅茶の性質において栽培地の標高は重要な要素であり、一般的に標高が高いほど独特の味や香りが生まれます。

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