ギダパール茶園(ジッダパハール茶園)

インド・ダージリンにて歴史ある茶園。ギダパール茶園、ギダパハール茶園、ジッダパハール茶園と表記のされ方がいくつかありますが、名前に「鷲の崖」という意味をもちます。歴史があり、中国種を伝統的な職人技により評価の高い紅茶をつくり続ける茶園です。

 

立地

ヒマラヤ鉄道、パドマジャナイドゥヒマラヤ動物園の近くに位置し、茶園からの風景が美しいことが有名です。標高は1371~1585メートル程度(※1)。事業区域は115ヘクタールでそのうち94ヘクタールが茶畑となっています。冷涼な気候、豊富な降雨量、栄養豊富な土壌という好条件が良質な茶葉を育てます。

 

歴史

1881年の設立。インド人によって植樹され、創業から一族経営で受け継がれています。

 

紅茶の特徴

家族経営により丁寧、かつ伝統的な方法でつくられているギダパール茶園の中国種(※2)の紅茶は、繊細な香り、滑らかな口当たり、甘みが特徴とされ、ファーストフラッシュ(※3)はさわやかな香りと程よい渋み、セカンドフラッシュ(※4)はマスカテルフレーバーをもつ芳醇さをもっています。

 

注釈

※1:紅茶の性質において栽培地の標高は重要な要素であり、一般的に標高が高いほど独特の味や香りが生まれます。ダージリンはインドの紅茶の中でも高い標高で栽培される茶葉として知られています。一方、標高が低くなると、一般的には大味な紅茶になります。

※2:茶樹は大きく分けると中国種とアッサム種の2つがあります。この2つを交配したものをハイブリッド種といい、ハイブリッドの中でも中国種の形質が強く出ているものを中国交配種、アッサム種の形質が強く出ているものをアッサム交配種と呼びます。

※3:紅茶は収穫した時期によって香りや味が大きく異なります。ダージリンのファーストフラッシュは春摘みとも呼ばれ、一般的に淡い水色(すいしょく)と軽やかな風味を持ちます。

※4:夏摘みとも呼ばれます。上質なダージリンセカンドフラッシュは、マスカテルフレーバー(マスカットを思わせる香り)を持つことで有名です。

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